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LGBTに生産性はない? LGBTに対する差別発言が生まれた背景

タグ:LGBT  投稿:2018年08月05日
自民党衆議院議員の杉田水脈氏が、月刊誌でLGBTのカップルは『生産性がない』とした上で、税金の投入に疑問を示し、大きな波紋を呼びました。
また、同じく自民党の衆院議員である谷川とむ氏がネット番組内で、同性愛を『趣味みたいなもの』ものと発言し、火に油を注ぐ形となっています。

杉田水脈議員の発言を知った時点では、このことは議論にはなるだろうが特別に自分が扱う問題ではないと思っていました。
しかし谷川とむ議員の発言は耳を疑うレベルで、LGBTについての自分の意見を少し書いておかないといけないなと思い、今に至っています。
この谷川とむ議員ですが、私は当初、LGBTに対して古い考えを持つ歳をとった議員なのかと思ったのですが、調べてみるとまだ若い議員で、二重の意味で驚いている状態です。

では、杉田水脈議員と谷川とむ議員は、なぜこのような発言をしたのでしょうか?

まず、LGBTがどういう人たちを示している言葉なのかをハッキリする必要があるので、以下で説明します。
Lはレズビアン(Lesbian)で、女性の同性愛者のことを指す。
Gはゲイ(Gay)で、男性の同性愛者のことを指す。
Bはバイセクシャル(Bisexual)で、両性愛者のことを指す。
Tはトランスジェンダー(Transgender)で、心と体における性の不一致を指す。
以上が、LGBTについての簡単な説明です。

これらのLGBTは、谷川とむ議員の発言したように、個人の趣味趣向と見られていた時代がありました。
しかし現在は、様々な研究から、ほとんどの場合は生まれ持った身体的な障害であることがわかってきています。
LGBTが生まれ持ったものだとすれば、自分ではどうすることもできない問題です。
そのため、現在は世界的にLGBTを認める方向に動いており、当然、日本社会でも生まれ持った障害のある人に対して差別をしてはいけないという考えは、基本的な常識になっています。
例えば、生まれながらにして目が見えなかったり耳が聞こえない人たちに対しては、社会全体で支えていくシステムができており、このような人たちに差別しないなどということは極めて当たり前の話なはずです。
にもかかわらず、杉田水脈議員と谷川とむ議員はLGBTの人たちに差別的な発言をしたわけです。
これはLGBTに対する知識の無さ、または認識の甘さからの発言なのでしょうが、国を代表する国会議員としてそんなことは言い訳にできません。

とは言え、LGBTの人の多くが生産性(子供を作る)を持つことが難しいことは事実だと思う人もいるでしょう。
しかし、それが差別であるかとは関係がありません。
世の中には、事実であっても言ってはいけないことがあるのです。
例えば、目が見えない人に『どうせ何も見えないんだろ』と言えば、当然差別発言になります。
そもそも生産性だけを問題にするなら、超高齢化社会となった現在の日本には、LGBT以外の人でも生産性のないカップルはとても多いはずで、その数はLGBTのカップルを優に上回るはずです。


LGBTの話題があがったので、LGBTについて前々から気になっていたこともここで書き残したいと思います。
それは、現在の日本の芸能界におけるLGBTの扱いについてです。
まず、現在の日本の芸能界でLGBT、特に男性トランスジェンダーの出演が多すぎると思いませんか?(俗に言うオネエ系タレント)
LGBTに対して一般社会で差別があり、ショービジネスや芸能界に流れてくる人が多いのかもしれませんが、その点を踏まえても、現在の日本の芸能界におけるおネエ系タレントは、世間における人数バランスと著しい乖離があるほどの多さとなっています。
ここまでくると、逆にLGBTを馬鹿にして笑いをとっているようにすら思え、嫌悪感すら感じてしまいます。
このようなことも、日本でLGBTに対する認識が良くならない原因にも繋がっているのではないでしょうか?


最後に1つ付け加えたいこととして、今回LGBTに差別的発言をした国会議員の2人は、共に衆議院の比例区で当選した自民党議員です。
前回の衆議院議員選挙では自民党が圧勝しましたが、今回の件は、1つの政党が勝ちすぎると問題のあるような人が当選してしまうということも表した事例と言えるかもしれません。

タグ:LGBT
posted by 3 at 01:04 | Comment(0)
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